十五年前に着想したという未完の絵本『山のヨーナ』の物語世界が、国の重要文化財 議場ホールに出現する。山の人と街の人が出会い・交わるためのモノがたりの店が開く。
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山形ビエンナーレ2018 出展作品「山のヨーナ」より )
荒井良二(Ryoji Arai)/アーティスト・絵本作家。1956年山形県生まれ。1990年に処女作『MELODY』を発表以来、数々の絵本、挿画を手掛ける。2005年には児童文学賞の最高峰アストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞、日本を代表する絵本作家として国内外で活躍。絵本「きょうはそらにまるいつき」で2017年に第22回日本絵本賞大賞を受賞。2010年と2012年に郷里の山形市で個展「荒井良二の山形じゃあにぃ」を開催。「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ」芸術監督。